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コンパクトさに加えて拡張性をプラスした「HDR-CX120」


内蔵メモリーに16GBを積んだ
メモリスティックタイプのハンディカム「HDR-CX120」の実機を
触れる機会があったので、軽く直感レビュー。

発表された瞬間は、
小型化して、内蔵フラッシュメモリー16GBを搭載した!
という時点で、たったの半年で「HDR-CX12」の後継機種なのか?
と一瞬焦ったものの、
どうやらそうではないらしい。

・小さくても動画も静止画も最高クラスのハイビジョンハンディカム「HDR-CX12」

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外形寸法は、幅55 × 高さ60 × 奥行107mm。

見た目、
それはそれは小さい超コンパクトボディで、
そのインパクトはかなり強烈。

ボディラインには、凹凸がほとんどなくて、
それが余計に本体を小さく見せているようで、
無駄なものをそぎ落としたシンプルなデザインとも言える。

基本ブラックのボティと、
光沢感のあるシルバー塗装を施したツートンカラー。

いたってスタンダードなハンディカムで
金属を採用したパーツなどは使われてなく、
「HDR-TG1」の材質から表現されるような、
所有欲を満たす質感というものまでは期待しちゃいけない。


側面後方にある、
電源端子と、特殊ケーブルのフタを見ても
樹脂製のカバーをツメでひっかけてペラっとめくるタイプで、
このあたりはコストカットの跡がみえる。


本体に付属バッテリー(NP-FH50)を付けた状態でも330gで、
手に持った時の感覚はかなり軽い。

バッテリーは、
本体背面に装着するタイプで、
後ろに飛び出してしまうのは、しかたないにしても
大容量のバッテリーが付けられると、
長時間撮影には非常にありがたい。

<バッテリーを装着した場合の重量と実撮影時間>    
NP-FH100  約470g  約3時間40分
NP-FH70  約370g  約1時間35分
NP-FH50  約330g  約45分 ←「付属バッテリー」


レンズまわりは、「HDR-TG1」とほぼ同等で、
サイズ的な制約から、
イメージセンサーは、1/5型“Exmor”CMOSセンサーで
手ブレ補正機能は、光学式ではなく電子式。
フラッシュもなく、アクセサリーシューもない。

焦点距離は、35mmフィルム換算で、
広角42mm~望遠497mmの光学10倍。

やはり、室内で広く撮るには広角が厳しめではあるけれど、
30mmのフィルター径のものであれば、
ワイドコンバージョンレンズなどのオプションレンズが装着できる点では、
「HDR-TG1」よりは融通が利く。

その他、
静止画撮影時の最大画素数やコントロールボタンの有無といった
細かいカメラ性能を見ていくと、
やはり「HDR-CX12」のほうが上。


それと、
このモデルをパッと見た時、
電源スイッチらしきものがないのに気づく。

実際には、
液晶を開いた内側にPOWER(電源ボタン)が備わっているのだけど、
普段は、
液晶ディスプレイを開くと電源がON、
閉じると電源OFFという設定になっているので、
撮影したいと思ったたら開く、
撮り終わったら閉じるという使い方になる。

完全な電源OFFからの立ち上がりで7秒、
スリープ状態からなら1.5秒程度で撮影開始が可能。

これは直感で使えて非常に便利。


と、思わせておいて、
実は、レンズカバーの開閉がなんと手動で、
液晶を開く前には、自分でレンズカバーを開ける必要があって
これがめんどくさい。

電源を切った時も同様で、
レンズカバーを閉め忘れたままになってると
思わずレンズを指で触ってしまったりして
指紋がついたり傷が付いたりする可能性もあるので注意が必要。


本体に16GBフラッシュメモリーを持っているのも便利で、
ひとまず、メモリースティックがなくても
最高画質FHモード(16Mbps)で1時間55分の撮影が可能。

フラッシュメモリーだからこそ
本体をコンパクトなままで維持できて、
かつ、振動にも強いという点でも扱いにナーバスにならなくて良い。

で、付属品として、
現行最大容量の16GBのが最初から付いているのはありがたい。

設定上で、
あらかじめ、内蔵メモリーかメモリスティックに録画するか、
もしくは、内蔵メモリーに録画したものは、
USBケーブル経由でPCへデータを移すか、
メモステに直接コピーも可能。


別ユニットの「ステーション」なんてものは付属していなくて、
全て直接本体にブスっとさすので、
スマートさのカケラもなくなってはいるけど、
HDMIミニ端子が、本体側にあるおかげで
別売のHDMIケーブル「DLC-HMD15」を用意すれば、
HDMIケーブル1本を、ハイビジョンテレビにサクっと挿してすぐに再生して使える。

BRAVIAであれば、BRAVIAリンクに対応してるとかもあるけど、
それ以前に、D端子と音声端子をつなぐ行為よりも
1本のHDMIケーブルをつなぐほうがかなる楽に感じる。

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<HDR-CX120とHDR-TG1との比較>


コンパクトなハイビジョンハンディカムと言えば、「HDR-TG1」で、
「HDR-CX120」とサイズも性能もほぼ同等で、
大きな違いというと、縦型スタイルなのか横型スタイルなのかという点。


広角43mmと狭い場所では全体像が取りづらい事と、
それなのにオプションレンズが付けられないというのがネックだけれど、
体積比と重量比を数値上で比べると、「HDR-TG1」のほうがよりコンパクトで軽いという事になる。

本体の厚さが薄くて、
ジーンズの後ろポケットにもムリヤリ押し込められるコンパクトさだとか、
横型スタイルだと「撮影してるよ!」というインパクトが強いけど
縦型スタイルだと手に収まり感だとかがそれを薄れさせてくれて
人目を気にせずにさりげなく撮影できるというメリットもある。


「HDR-CX120」
つかむと円柱のような形をしていて
250mlカンのジュースと同じくらいで、
さすがに後ろポケットは無理だとしても、
本体をつかんだままでも
冬用のジャンパーのポケットに手を突っ込める感覚は楽。

横型スタイルのこのボディだと、
仮に卒業式だとか入学式のような長めのイベントでも、
大きめのバッテリーを装着して安心して長時間撮影ができる事と、
室内の狭い場所でも、
オプションでワイドコンバージョンレンズをくっつけて
広々と撮れるといった拡張性が魅力。

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ある程度、機能をスッキリと削ってしまっているので、
カメラ志向の高い人向けではないものの、
ハイビジョンビデオカメラを初めて使う人にとっては
逆にボタン類も少なくて、
その分覚える事も少なくて、すぐに慣れて撮影ができるし
何しろコンパクトだから、どんな時でも携帯して持ち出したくなる。

個人的には、
スタイルとその質感からして、
おもいっきり「HDR-TG1」のほうが好みなんだけど、
「HDR-CX120」には、
大きいバッテリーを付けられたりだとか
フラッシュメモリーが16GBを内蔵されたりと、
実際に撮影の現場で使うとなると、
こっちのほうが重宝するんだろうなという気がしないでもない。

タテかヨコかは好みかな。

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