ソニーが基本的に好き!

有効1360万画素とチタンコートの高品位ボディを持つ「DSC-W300」


サイバーショットWシリーズに、
既に発売されている「DSC-W170」「DSC-W120」に加えて
最上位モデルとして「DSC-W300」
エントリーモデルとして「DSC-W110」が発表。

・世界初有効1360万画素1/1.7型CCD搭載した
Wシリーズ『DSC-W300』など、“サイバーショット”2機種 発売

世の中のトレンドが、
従来からあるカメラスタンダードが支持されてる事の現われで
Wシリーズのラインナップがかなり強化されてるのがわかる。

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サイバーショット「DSC-W300」
ソニースタイル販売価格:44,800円(税込
5月16日発売


「DSC-W200」の正当な後継モデルで
Wシリーズとしては最上位のモデル。

軽量で耐久性に優れたステンレスボディに
さらにその表面に“チタンコート”を施すことで、
「DSC-W200」のアルマイトボディよりも約5倍もの表面硬度を持っていて
使っていてふいの傷などからボディを守ってくれる。

それに加えて耐指紋コートまで施してあるので
指紋や汚れもつきにくいという特性も持たせてある。

さらに、
レンズ周りのリングとシャッターボタンの素材には、
耐久性と高級感をあわせもつ“ジルコニアセラミックス”を採用して
研磨する事で光沢をだしたり、
内側のレンズリングはダブルアルマイト加工を施して
非常に高級感のあるボディを演出。

見た時と手に取った時の質感が非常に高い所有欲を満たすボディで
そういったアイテムを持つとありがちな
傷がついたり、指紋ベタベタになって萎え気味・・・という事がないように
施された二つの加工は非常にうれしい。


そして、サイバーショット史上で最高の画素数を誇る
有効1360万画素1/1.7型Super HAD CCD
画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。

「DSC-W170」「DSC-T300」などは、1/2.5型CCDなのに比べて
1/1.7型という大きいCCDを採用して
有効で1360万画素という大きい解像度と階調表現を手に入れられる。

正直、
去年に「DSC-W200」が1200万画素を積んで出てきた時には
Wシリーズに画素数だけ積まれてもねー
と思っていたけど
今回のモデルはボディの演出からも
明らかにサイバーショット最上位クラスです!と納得できる。


それから
定番の手ブレや被写体ブレを抑えてくれる
「光学式手ブレ補正×高感度」にしても
ISO感度が最高の6400まで向上。

『EX高感度モード』にして撮影すると
最大でISO6400まで上がる事で
それこそ暗い場所でもフラッシュを使わずに
ブレをおさえて撮影ができる。

と喜んで見てたら制約があって
『EX高感度モード』を使った時は
撮影画素数が300万画素程度になるらしく微妙に残念。


レンズは、カール ツァイスの「バリオ・テッサー」で
焦点距離は、
35mmフィルム換算で、広角35mmから望遠105mm
光学3倍ズームと、「DSC-W200」と変わらず。

せっかく「DSC-w170」
広角28mmという画角の広さに加えて
光学5倍ズームで望遠140mmまでの撮影範囲を持って
使い勝手の良さを訴求してるんだから
いっその事、「DSC-W300」も
そうすればよかったのに?と思うのは単純すぎるんだろうか・・・


ノイズリダクションの強さを、
自分の好みで設定できる「NRレベル設定」
画像の色調を、撮影シーンに合わせてコントロールできる
カラーフィルターと同じ役割と果たす「フィルターキット」を搭載。

撮影に慣れてくると『マニュアルモード』
露出や絞りを調節して自分の意思でこだわれる写真を撮影もできて
被写体との距離がわからなくても
目測距離にあわせて自動でピントを合わせてくれる
「セミ・マニュアルフォーカス」という機能も付いてて
安心して撮影に集中できる。


新規に加わった『EX高速連写モード』を使うと
秒間最大5コマの高速撮影が可能になる。

画像サイズは300万画素程度に落ちてしまうものの
被写体が速すぎてどうにもまともに写真が撮れないと思った時には
とても力強い機能。

高画質連写は最大100枚まで可能。

普段でも、
なかなかこっちを向いてくれない子供の写真のベストショットを撮ろうと思ったら
いっそのこと高速連写で撮影してしまって、
その中から当たり画像を抽出するという作戦が使える。


背面にある液晶は、
2.7型で、約23万ドットの高精細なクリアフォト液晶

「DSC-W200」では、
2.5型&1.5万ドットだったので
画面も大きくなって映し出される画像も綺麗になっている。

屋外でも画面が見やすいようにとARコートを施してあるけど
それでも見えにくい場合には、
光学式ビューファインダーを覗いて撮影できるのが
このWシリーズの利点でもある。


サイバーショットの基本性能となりつつある
顔検出機能の「顔キメ」は、
“大人”と“子供”それぞれを自動判別してくれて
より綺麗に撮りたいほうを優先させられる。


カメラにまかせて簡単に撮影できる「おまかせシーン認識」では
撮影が難しい
「逆光」「逆光&人物」「夜景」「夜景&人物」「三脚夜景」
といったシチュエーションをカメラが自動で判断して
一番適切な写真をカメラまかせで撮影してくれる。

『おまかせシーン認識アドバンスモード』にすれば
いつもどおり撮影したオートの状態の写真と、
カメラが自動で判断してくれた写真の、
2枚を同時に撮影して、
あとから好みのほうの写真を選ぶこともできる。

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それと、
高画素になると心配な、気になる撮影レスポンス。

起動時間:約1.9秒
撮影レリーズタイムラグ:約0.008秒
撮影タイムラグ:約0.3秒
撮影間隔:約1.8秒(最大画像撮影時)

どうにか従来と同レベルを保ったという感じで
決してものすごく早いというわけではないみたいで。

もしもこのカメラを手にした場合、
おそらく最高画質(有効画素数1360万画素)の状態で
バシバシ撮影する事が予想されて
撮影間隔が少しでも短いに越した事はないんだけど。

それでも
高速連写が搭載されたから、
シチュエーションによって使い分けできるだけ
使い勝手は上がってるのかなとも思える。

1360万画素とプレミアム感漂うボディの「DSC-W300」か、
広角28mmと5倍ズームが便利な「DSC-W170」か、
これは非常に悩ましい選択な気がする・・・

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