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確実に!最高に綺麗に!撮影できるハイビジョンハンディカム「HDR-SR12」


デジタルハイビジョン“ハンディカム”「HDR-SR12」外観インプレ。
の続き。

デジタルハイビジョン“ハンディカム”「HDR-SR12」
実際に使う機会があったので、
早速使ってみた。

いきなり本番撮影でしくじりたくないので
その前に少しいじくってみる。

右手をベルトに通して本体を掴んだ時のグリップが大きくて
大人の男の自分の手でぴったりくらいなのと
本体重量もあって、
長時間片手で持ってると、画面が傾きそうなので
両手持ちが基本。

比べちゃいけないのかもしれないけど
HDR-CX7までの軽快感はない。

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シルバーのリングになったPOWERスイッチを
押し下げると電源が入る。

完全に電源OFFの状態から、スイッチを入れて
録画が出来るまでのタイムラグは、
ストップウォッチで計測して約7秒前後。

起動時間は、
ビデオカメラ内部の起動時間に起因してるために
どうしてもこれだけの時間がかかるらしい。

この約7秒という時間が
ここだ!という瞬間を逃してしまうストレスにもなっていて
それを解消するために搭載されたのが、
背面上部に位置するフォトボタンのすぐ下に配置された
「クイックオン」ボタン。

 
ハンディカムを使ってる最中に
「クイックオン」ボタンを一度押すとスリープモードに移行する。
バッテリー消費を最小限に抑えつつ
いつでも起動できる状態で眠ってる。

このスリープ時間は、
設定で5分、10分、20分、30分と設定できて
その時間が経過するとバッテリー消費に備えて
電源を落とすようになってる。

そして、まさにすぐに撮りたい!と思った時に
もう一回「クイックオン」ボタンを押すと、
すぐに撮影が出来る状態になる。

同じく、ストップウォッチで計測したところ
約1.5秒くらいで録画を開始してる感覚。

で、
一番思ったのがこの「クイックオン」ボタンの位置。
ハンディカムをホールドして右手で、
このボタンを押そうにも
親指は届かないし、人差し指も微妙に届きにくい。
左手で押せばいいんだけど、
できれば、押しやすい位置にしてくれるか、
もしくは録画ボタンを押したら起動して録画してくれるかのほうが
もっと使いやすい気がした。


中身の設定を少しいじってみる。

動画を撮影する際の録画モード。
これはもう有無を言わさず
最高画質のFHモード(フルHD1920x1080,16Mbps)に設定しておく。
他のモードに用はない。

静止画も、当然
最大の1020万画素に設定。

これが、メモステDuoだとか8cmDVDとかだと
撮影する被写体の重要性、行く場所、手持ちのメディアの数、
とかいろいろな事を考えて
録画モードや画素数を考えないといけないけど、
もうドッサリ120GBもあるHDDだから
何も遠慮する事なく最高画質で撮ればいい。
(最大で約14時間40分録画できる。)


メニュー画面からも
メディア情報もチェックできて
あとどれくらい録画できるかもわかるけど
このHDDという録画容量の多さは、
本体の大きさという難点を有り余るほどカバーしてくれる。


デフォルトでは切になってる
「x.v.Color」を当然のようにONにしておく。

そうすると、
今までよりももっと広い色域を記録してくれるので
実物により近い色で保存できる。

注意点としては
再生する側の機器も同様に対応してないといけない事もあって
その意味で最初の時点では切になっている。

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動画も静止画も、録画先(再生先)を
HDDかメモステのどちらかに設定。

どっちもHDDにしておいてもいいし、
例えば、動画をHDD、静止画をメモステ
というふうにしておく事もできる。


もちろん、HDDに記録した動画も静止画も
いつでもメモステにダビング(コピー)する事もできるので
HDDメインで十分じゃないかと。

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それと、
直接操作にかかわってよく使いそうなのが
レンズの下側にある逆光補正ボタンと、カメラコントロールダイヤル。

カメラコントロールダイヤルの真ん中にあるボタンを長押しすると
液晶画面に
[フォーカス][カメラ明るさ][AEシフト][WBシフト]の項目が出てきて
その4つの中からひとつを選択すると
ダイヤルをまわす事で自分好みに調整できるようになる。


これがなかなか便利で、
例えば、[フォーカス]を選んでみて
ダイヤルをまわすとピントをマニュアルで調整できるし、
カメラの明るさも変更できる。

一つの項目だけを変える事も
フォーカス、明るさ、ホワイトバランスをいじって
それぞれを組み合わせた設定で撮影という技も使える。

元にもどしたければ
リセットすればいいので使い勝手はかなり良い。

素人くさい自分でも
これくらいなら触ってみようかな?と思ったけど
たぶんヤリスギはロクな事にならないような気がするので
最初は練習してみてどの程度で撮れてるのかを
自分の感覚で掴んでおいたほうがよさそうだ。

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だいたいをわかったつもりになって
デジタルハイビジョン“ハンディカム”「HDR-SR12」の初撮り。


(実際の現場で、HDR-SR12の液晶画面をSO905iCSで撮影)

何がスゲ!
って液晶画面が異常に綺麗だという事。

x.v.Colorに対応したという
この「エクストラファイン液晶」の
綺麗さがすごい。

スペック値で
解像度は92.1万ドット、228ppiというキメの細やかさと
色数1,677万色は伊達じゃない!

今までのハンディカムは、
ハイビジョンクオリティで撮影してても
手元ではそれがわかりずらくて
BRAVIAとかに接続して見るまではそれがわからなかったけど
HDR-SR12の液晶は
今まさに録画するものの画像が
キメ細かに色表現も豊かに見える。

それと、
恐ろしいまでに「顔検出機能(顔キメ ビデオ)」機能の働きがわかって
複数の子供たちの顔をどんどん認識していくのが
四角いワクが出てきてるので確認できる。
(まるでフリーダムガンダムのマルチロックオンシステムみたいだ。)

この顔検出機能のおかげで、
顔の部分の領域ビット配分を上げてるらしいので
顔がより綺麗に、ピントも肌の色も合わせてくれる。


それと、
一番多用したのがやっぱり「クイックオン」ボタン。
たまの撮影する合間に
電源を落としたら次またいつ撮らなきゃいかないかがわからないし
かといって電源入れっぱなしで
どこかに不意にあててレンズに傷が入ったらイヤだし。

ちょっと撮影休止に「クイックオン」ボタン。
思いついたらまたすぐに「クイックオン」ボタン。
ボタンの位置はともかく
この機能があるとやっぱり便利だった。

結局、この時は
ダイヤルコントロールなんかは一切使わずに
フルオートで撮影。

2時間くらい撮影しっぱなしだったけど
最高画質で録画してても
メディアの容量を全然気にしなくていいのは精神的にかなり楽。

逆にバッテリー残量のほうが気になるくらいで
バッテリーは付属のタイプだと心もとないので
容量の大きいNP-FH70を持って
2つで運用するほうがいいかもしれない。

撮影する時の
ストレスの少なさはナカナカの出来かなと。

続く。。

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