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2007.12.07

ロケフリ Home HD「LF-W1HD」をPCディスプレイにつないでみる。

ハイビジョン映像をワイヤレスで飛ばせる
ロケフリ Home HD「LF-W1HD」。

離れた部屋にある
液晶テレビなどに接続するのが一般的だけど
今回は、PC用ディスプレイにつないでみた。

基本的に、
HDMIは、変換アダプタを使えば
DVI-Dを持つPCディスプレイに接続できる。

ロケフリHD[受信機]のHDMI出力に
HDMIケーブルを接続。

ELECOMの変換アダプタ「AD-HTD」を利用して
HDMIをDVI-D 24pinオスに変換して
「VGP-D24WD1」に接続。

ただし、
HDMIには音声も含まれてるけど
PCディスプレイ側には映像入力としてしか使われないので
実用しようと思うと
音声は、別にアクティブスピーカーなどを利用して
音を出す手間がいる。

今回は、単なる実験なので音声は無視して映像のみ。

送信側の環境は、前回のままで、
BDレコーダー「BDZ-X90」のD端子出力を
ロケフリHD[送信機]に装着。

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ワイヤレス転送する場合、
それもIEEE802.11a/b/gで安定的に飛ばそうとした場合、
もちろん素のデータだと
帯域が足りなくて、ガッタガタになってしまうので
AVC圧縮して転送してる。

だから、
1920×1080の信号がワイヤレスで
飛んでるわけじゃない。

という事もあって
ロケフリHDのワイヤレス転送の最大解像度は、
1440×1080という事らしい。

「VGP-D24WD1」の画面は解像度が1920ｘ1200なので
このディスプレイに出すと情報量としては若干少なめにはなるものの
1440×1080もあれば、
充分に綺麗な画質で見られるハズ！
だと思ってた。

　
けど、
実際に映像を見てみると・・・

まぁまぁ綺麗？なのか？
くらいで、
ハイビジョンのクッキリ感がない。
字幕も至近距離でみると少しボヤけて見えるし。

ロケフリHDを、有機ELテレビ「XEL-1」とかBRAVIAにつないで見た時は
まだまだ綺麗だったのに・・

感覚的なものじゃなくて
何かヘンだ。

　
と思ったので、
「VGP-D24WD1」の[メニュー]から調べてみた。

アスペクト比やオリジナル解像度が把握できる[画調整]を見てみると
あれ？
720×480でしか入力されてない。

最初は、[画調整]のズーム設定を
画面いっぱいに表示するように[フル]にしてたので
今度は
実際の入力信号をそのままドットバイドットで表示する
[リアル]に変更してみた。

そしたら、
「VGP-D24WD1」の画面の中央にこれだけしか表示されない。

720×480しかない映像を
1920×1200の画面いっぱいに広げたら
そりゃクッキリ感はなくなるハズだ。。

だったらなぜ
本来、ロケフリHDの最大解像度は1440×1080なのに
これだけでしか入力されてないんだろーか？
と、最初は
てっきりロケフリHDのせいだとばかり思い込んでたけど
やっと判明！
（というか忘れてただけ。）

PLAYSTATION3と「VGP-D24WD1」を接続した時もそうだったけど
「VGP-D24WD1」のディスプレイ自体が
1080p信号は受け付けるものの
1080i信号を受け付けてないのがそもそもの原因。

おそらく、
ロケフリHDが最大解像度の1440ｘ1080で出しても
「VGP-D24WD1」が1080iの信号を受け付けてないから、
しかたなく相互におりあいのつくその中での最大解像度の
720ｘ420で表示するに至ってると推測。

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ものすごく簡単な実験のはずだったのに
悩みまくってしまった。

という事で、ロケフリHDとPCディスプレイに接続する時は
利用するPCディスプレイの仕様によっては
今回みたいな事に遭遇する可能性があるので注意。

まぁ、映っただけマシなんだけど。

素直にBRAVIAにつないどけば楽なのに
これに懲りずに
他のブツとも実験してみよっと。