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35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー搭載”α7RⅡ”、国内向け製品ページがようやく完成して詳細が確認しやすく。

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6月26日にプレスリリースされたα7RⅡの製品ページがようやく完成。α7の7にちなんで7月7日とかどうでもいいので、国内でプレスリリースしたら、いち早く情報を見たいと思う欲求を満たすほうを優先してよヽ(`Д´)ノ と若干怒り気味になりつつ、でもやっぱり海外サイトの英語を訳して解釈するよりも、PDFデータを拡大縮小して見たりするよりも国内の製品ページがあったほうがはるかに見やすいので改めておさらい。

・35mmフルサイズ ミラーレス一眼カメラ『α7R II』を発売 | プレスリリース | ソニー
・α7RⅡ新商品 発売前先行展示 | ショールーム | ソニー

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●α7RⅡは、今までのαシリーズ全てを覆い尽くすほどの進化っぷり。

α7シリーズでフラッグシップとされていたα7Rからα7RⅡへ進化したヶ所は以下赤色の文字。ようするにもうまるっきり別モノと言ってもいいほどの進化を遂げて、Aマウントの優位性すらも食いつくす勢いで、αシリーズの中で最強デジタル一眼カメラになっている。

・35mmフルサイズ”Exmor R(裏面照射型)CMOSセンサー 有効画素4,240万画素
・ISO感度:静止画撮影時 100 – 25600(拡張ISO50 – 102,400
・光学ローパスフィルターレス
・低振動/高耐久シャッター
・サイレントシャッター
・測距点399点 従来比約40%高速化 動画撮影時AF追従対応のファストハイブリッドAF
・Aマウントレンズ装着時 像面位相差AF対応
・AF機能強化(拡張フレキシブルスポット搭載、瞳AFのAF-C対応、AF-A搭載など)
・AE/AF追従 秒間5コマの高速連写
・5軸ボディ内手ブレ補正機構
・新世代画像処理エンジン”BIONZ X”
・画素加算の無い全画素読み出し4K動画記録(Super 35mmモード時)
・世界初フルサイズ画角での4K動画記録を搭載
・高ビットレート 100MbpsのXAVC S(4K)記録フォーマット対応
・世界最大倍率0.78倍 ZEISS T*コーティング採用XGA OLED Tru-Finder
フルマグネシウム合金ボディ(トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リアカバー
・グリップ形状とシャッターボタン位置の変更
・モードダイヤルロック機構
3.0型 1229Kドットの高精細背面液晶パネル
・同梱物:バッテリーNP-FW50 x 2コ

詳細は、α7RⅡ「製品ページ」へ。

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●α7RⅡの強烈なスペックをチェックしよう。

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α7RⅡは、従来の35mmフルサイズのCMOSセンサーというだけではなくて、世界で初の裏面照射型CMOSセンサーを初搭載。

ギャップレスオンチップレンズや反射を低減するARコーティング付きシールガラスと組み合わせて集光率を大幅に向上。有効約4240万画素という超高解像度ながら、高感度で低ノイズに大きく貢献して、常用でISO100-25600、拡張でISO50-102400までカバー。マルチショットNRで最高ISO51200まで対応したα7よりもさらに高感度撮影ができる。

また、読み出し回路を大幅に強化して、に伝送速度の速いCu(銅)配線を採用して、従来機比で約3.5倍の高速読み出し。しかも光学ローパスフィルターレス。この部分だけでも既に今までのα7Rをはるかに凌駕している。

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それから、α7Rで指摘されていたシャッター時の微細なブレ。望遠時のシビアな撮影時にはかなり重要な問題だっただけに、新しくブレーキ機構を採用した低振動シャッターを投入して事で大幅に改善。メカ先幕/後幕の振動をα7Rの約半分に抑えて、電子先幕シャッターと組み合わせるとさらに振動を抑えられるようになっているという事。

そして、α7Sに搭載されたサイレント撮影も備えて、撮影音を鳴らすには忍びないシチュエーションでも無音で撮影できて、イコール全くの振動ない状態で撮影もできるという事になる。

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そして、なんといっても驚異的なのが、399点位相差検出AF。画像面積のなんと45%をカバーして、かつ25点のコントラストAFのハイブリッドAFをそなえている。AFのスピードも従来の40%も高速化して、これだどれだけ凄いからは以下の動画を見ると驚異的なAF性能を理解できる。

 これだけの高速なAF、追尾しながらのAFの連射も秒間5コマの高速撮影ができるので、撮りたい被写体を確実に記録に残せる。

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ダメ押しというか、Aマウントユーザーを釘付けにするのが、マウントアダプター「LA-EA3」や「LA-E1」を介してα7RⅡに装着することでAマウントレンズでも位相差検出AFが使えてしまう。

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しかも、α7同様にボディ内に5軸手ブレ補正を搭載。望遠レンズ時に起きやすい角度ブレ(ピッチ/ヨー)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きいときにおきるシフトブレ(X軸/Y軸)、夜景撮影や動画撮影時に目立つ回転ブレ(ロール)といったブレに対応できる5軸手ブレ補正で4.5段分の補正効果を得られる。

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今まで、Aマウントのカメラじゃなきゃ無理ね、と言われていた手ぶれ補正もAFスピードも、それらをカバーするどころかもはや上回る性能を持ってしまって、Aマウントレンズの資産がそのままα7RⅡで活かせてしまえるという掟破りの超進化っぷり。

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動画撮影機能では、4Kムービー撮影も可能に。しかも、α7Sα7のように別途外付けのレコーダーを用意することなく単独での記録が可能になっている。

スーパー35mm(APS-C 16:9相当)フォーマットの4K撮影時は、画素加算のない全画素読み出しで4K(3840×2160)に必要な画素数の約1.8倍の情報量を凝縮して4K映像を出力するから、モアレやジャギーの少ない圧倒的な解像力を誇る4K動画画質で撮影できる。さらに世界で初めてフルサイズの4K動画記録にも対応して、フルサイズの表現力そのままに4K高解像度で記録することもできる。

また、XAVC S記録で、4K動画記録時は最高100Mbps、フルHD動画記録時は最高50Mbpsのハイビットレート撮影にも対応。

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高解像度・高コントラストの電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finde(トゥルーファインダー)」は、XGA( 1024×768 )へとさらに高精細な有機ELパネルに接眼レンズに両面非球面レンズを含む4枚レンズによる新規光学系の設計として、なんと世界最大のファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5°)に!

のぞき込むと大きくハッキリと見える世界がファインダーの中になるという事。かつ、ZEISS T*コーティングを採用し、覗いた際の映り込みも防ぐなど電子ビューファインダーすらも進化している。

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ボディも周りも大幅に使い勝手を追求していて、マグネシウム合金は、α7Rでは、トップカバーやフロントカバー、内部フレームに採用されていたけれど、α7RⅡはリアカバーにも採用してボディ全体で軽量かつ剛性をさらにアップ!

α7と同じく握りやすさを追求したグリップとシャッターボタン位置を変更して、かつ新しくモードダイヤルロック機構を追加して操作性や信頼性も改善している徹底っぷり。

 他にまだまだある。

背面の液晶モニターも3.0型の1229kドットと高精細化していたり、マルチ端子からモバイルバッテリーを接続してα7RⅡに給電できるようになったから長時間撮影にも耐えられるようになったり、付属品にはケーブルプロテクターが付属して、リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50も2個ついてくるなどと、あらゆるところの追求の姿勢が凄い。

確かに本体の価格が強烈ではあるけれど、今までのAマウントレンズの資産も活かせて、かつAマウントカメラも、Eマウントカメラも、全てのαシリーズの中で頂点に君臨するボディになったので、思い切って飛び込める一台には間違いない。

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デジタル一眼カメラ α7RⅡ ボディ「ILCE-7RM2
オープン価格
ソニーストア販売価格:438,880円(税別)  
●長期保証サービス(3年ワイド)無償
●8月7日発売予定

・α7Ⅱを、ソニービル銀座で触ってきた雑感。
・光学式5軸手ブレ補正機能を備える”α7Ⅱ”を速攻撮影してきた画像をUP。
・α7から随所にブラッシュアップをさせたデジタル一眼カメラ「α7Ⅱ」、まずは外観レビューから。
・かなり使い勝手の良いα7Ⅱと縦位置グリップの組み合わせ。
・α77Ⅱにver2.00のアップデートで、「XAVC S」形式の対応とAFのさらなる高速化。

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