ソニーが基本的に好き!

Windows 10 Mobileを搭載した「VAIO Phone Biz」、税込み59,184円で3月24日から先行予約販売開始。

0314h

Windows 10 Mobileを搭載したVAIO㈱製「VAIO Phone Biz」の先行予約販売を2016年3月24日から開始。

最短のお届け予定日は、2016年4月22日と約一ヶ月後。

-----------------------------

●「VAIO Phone Biz」、税込み59,184円、3月24日から先行予約販売開始。

0314i
「VAIO Phone Biz」の正式型番は、「VPB0511S」で、VAIO STOREでの直販価格は、59,184円(税込)

発表当初には、5万円台で発売と言われていたとおり、ギリギリの5万円台とも言えるし、税別では54,800円となるのでほぼ順当な価格とも言える。

カラーリングは、シルバーの1色で、ソフトウェアとして、Office 365(Office Mobile用)は別途3,240円(税込)となる。

自然故障、落下、水濡れ、衝突といった一部もしくは全損までをカバーする有償の「あんしんサポート」は、受注開始時では準備中のため、必要な場合は今しばらく待っておく必要がある様子。

0314g
それから、VAIO STOREのひとつの特徴にもなるのが、「VAIOオリジナルLTEデータ通信SIM」、通称「VAIO SIM」。

「VAIOオリジナルLTEデータ通信SIM」は、常時接続用の基本通信モード(最大通信速度200kbps)であれば無制限に使えて、さらに必要な時だけ高速通信モード(最大通信速度150Mbps)に簡単切り替えて使えるという仕様。

高速通信モードの容量は月々といった単位で期限切れなどはないので、例えば出張の時だけ一時的に大容量を使いたいという場合に便利で、解約料という概念もないのでコストが見込みやすいのが特徴。

0314j

プランは、利用期間1年で高速通信モード容量が32GB付属した「手間なし1年プラン」と、利用期間2年で高速通信モード容量が64GB付属した「手間なし2年プラン」、利用期間3年で高速通信モード容量が128GB付属した「手間なし3年プラン」の3種類がある。

今回、VAIO STOREで販売する「VAIO Phone Biz」と同時購入すると5,400円分ほど安く購入できるというメリットがある。

いずれにしても、常時接続して規制がかかっちゃうかも?とか使う通信量が決まってないよ?という不安もなく使えるSIMカードで、それこそWindows PCの「VAIO S11」と差し替えて使うことも出来る。

-----------------------------

●Windows 10 Mobileを搭載した「VAIO Phone Biz」

0220i
「VAIO Phone Biz」は、ネーミングの後ろに”Biz”とつくとおり、法人向けビジネスを意識したスマートフォンで、同一のMicrosoftアカウントを利用することで、データを一元管理できる利便性を重視して、OSとしてWindows 10 Mobileを採用。

「Office Mobile」アプリをプリインストールして、ExcelやWordを確認編集できたり、「Office365」を利用して「SharePoint」や「OneDrive for Bussiness」も活用できるというのが1つのウリにしている。

 0217x
本体のスペックとしては、5.5インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイ、プロセッサーに、オクタコアのSnapdragon 617(1.5GHz+1.2GHz)、メモリー3GB、ストレージに16GBを搭載。

本体の筐体デザインは、「VAIO Z Canvas」をベースに、アルミニウムと強化ガラスで包まれたボディにして、美しさと堅牢性を両立。

アルミニウムの削り出しで製造したボディから、レーザーエッチングでVAIOロゴをカッティング、表面にはブラスト加工処理を施して完成させている。

「VAIO Phone Biz」は、Windows PCのVAIOと同じく、最終工程として、長野県安曇野工場で全数検査される”安曇野FINISH”のクオリティを維持させる。

0217m

そして、Windows 10 mobileでも特徴的な、「Continuum」に対応。

Windows 10 Mobileを搭載した「VAIO Phone Biz」からワイヤレスでディスプレイに接続、キーボードやマウスを用意すれば、Windows 10と同じUIを表示して、擬似デスクトップのように使える。(ただし有線での「Continuum」には非対応。)

「Continuum」を利用している際にも、「VAIO Phone Biz」の画面は、”操作用のタッチパッド”として使えたり、画面を切り替えて通常のスマートフォンとしても使える。

0202r
SIMフリーのスマートフォンとうたうとおり、対応バンドの幅が広く、LTEの1/3/8/19/21と、WCDMAの1/6/8/11/19に対応。

ドコモ回線(1/3/6/19/21)やSoftBank回線(1/8/11)を利用するMVNO各社のSIMカードを利用できる。

さらにドコモ回線では、キャリアアグリケーションにも対応して、バンド1+19、1+21、3+19といった組み合わせでの高速通信もできて、理論値としては最大最大225Mbpsの高速通信にも対応する。

0217z4
本体にある、スロットには、トレイにMicro SIMとMicroSDカードを載せて装着するタイプ。

このMicroSDカードを載せるトレイにはNano SIMが装着できるようになっているけれど、基本はMicro SIMで動作。おそらく中身的にデュアルSIMの機構があるものと思われるけれど、お約束で片側LTE/3Gで片側GSMになるので同時通信は不可能。

他、通信系としてワイヤレスLAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0。

残念ながらNFCは非搭載。

0217o
接続端子は、USB type-CではなくMicro USB端子。上部にステレオミニプラグを装備。

背面に1,300万画素のカメラ、前面に500万画素のカメラを搭載する。

本体サイズは約77×156.1×8.3mmで、質量はは約167g。バッテリ容量は2,800mAh。

-----------------------------

0217d
VAIO㈱主導でつくられただけあって、「VAIO Phone Biz」は、Windows PCのVAIOのアイデンティティを持ち、アルミニウムの削り出しによる「VAIO Z Canvas」と同様のテイストと質感を感じられるスマートフォンとして登場する。

しかも、「VAIO S11」からSIMを搭載してきた通信との親和性が、この「VAIO Phone Biz」でも活かされていて、対応バンドの広さとキャリアアグリゲーションまで対応するNTTドコモのサポートまで含めて通信クオリティが高いのも特徴。

唯一気になるところとしては、OSに「Windows 10 mobile」を搭載したということで、ビジネスツールとして割りきってMicrosoft製アプリやデータの連携を重視した使い方であれば特に困ることはないとしても、Android OSやiOSから乗り換えるとかなり愕然とするほど今までつかっていたアプリがないということには遭遇する。

おそらく現時点で「VAIO Phone Biz」を購入しようと考える人の多くは、初めての一台というよりは、Android OSやiOSの端末を持っているうえでもう一台購入だと思われ、そうすれば、足りない部分を補いつつも(多少のことに我慢できるという意味も含めて)、Windows 10 mobileを楽しめるんじゃないかなと推測。

法人向けとうたわれた「VAIO Phone Biz」をあえて個人用途として購入して、そういったOS絡みでの苦労もありながらも、所有欲を満たしてくれる「VAIO Phone Biz」のボディだからこそ使い続けたいと思えるし、Windows 10 mobile(と周囲の状況)が進化していくのも最近にはない刺激的な楽しさがあるのかと。

まずは自分もポチったので4月22日に届くのが楽しみ(・∀・)

 

<VAIO Z>
・強烈なパフォーマンスと超高速スピードを手に入れて、フリップ/クラムシェル2つのスタイルを持つ「VAIO Z」(前編)
・強烈なパフォーマンスと超高速スピードを手に入れて、フリップ/クラムシェル2つのスタイルを持つ「VAIO Z」(後編)
・VAIO Z初回購入者だけが手にする事のできる「Z ENGINE 基板アクセサリー」、その実物サンプル。

・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(開梱編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(外観編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(パフォーマンス編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(基本ベンチマークテスト編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(3Dグラフィックス系ベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(バッテリーライフ編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(過酷なバッテリーベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(冷却ファン音/発熱テスト編)

ダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・「My Sony Club」と「週アス(3/3号)」に、新VAIO Zの開発秘話たっぷり。

<VAIO S11>
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(プロローグ編)

・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(外観と剛性、インターフェース編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(ディスプレイ、LTEモデム編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(パフォーマンス編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(ベンチマークテスト編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(番外編)
・「On-Lap 1101H/P」とVAIOを一緒に持ちだして、モバイルしても超快適環境で作業したい。
・VAIOとOn-Lap、出張先でもいつもと同じ環境を作ろう。最小の荷物でもツインディスプレイで作業を効率化。
・「VAIO S11」に搭載する”USB Type-C”の可能性。”USB Type-C”対応アクセサリーで拡張してみよう。

<VAIO S13>
 ・自社PCを今こそVAIOに!ビジネス要件を満たすハイパフォーマンスなモバイルPC「VAIO S13」
・VAIO 【S Line】、13.3インチのモバイルノートPC「VAIO S13」の展示実機入荷。

<VAIO S15>
・第6世代Core H クアッドコアCPU、メモリー16GB、「SSD+HDD」デュアルドライブと、デスクトップPC並のパフォーマンスを備えた「VAIO S15」

<VAIO Pro 13 | mk2>
・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その1)
・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その2)

<VAIO Z Canvas>
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(開梱編)

・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(外観と使い勝手編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(パフォーマンスと信頼性編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(CPUとグラフィックのベンチマーク編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(メモリーとストレージ編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(SDカード転送速度編)

 ・モバイルPCにもデスクトップPCにもなれる圧倒的パフォーマンスのモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」
・六本木ヒルズ内”Hills Cafe/Space”に期間限定で「VAIO Cafe」誕生、そしてさらに【VAIO meeting 2015 #2】を開催!
・長野県安曇野にある「VAIOの里」と呼ばれるVAIO本社で工場見学してきたよ。

0125a
VAIO Z フリップモデル / クラムシェルモデル
ビジネスマスターピース

iconicon

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)