我が手にしたときの所有欲が半端じゃない新「VAIO Z」、開梱から外観レビューまで。

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VAIO社となって早いものでもう1年半が経過。そしてそのVAIO社製「VAIO Z」からまる一年が経過してモデルチェンジを果たしたのが、2016年2月26日に発売となる新「VAIO Z」になる。

外観上の大きな違いはないものの、”MONSTER PC”から”ビジネスモバイルマスターピース”とアピールネームを変えて登場した「VAIO Z」の実機をいろいろ触りつくしていきたい。

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●新「VAIO Z」の中身をチェックする。

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以前はノートPCとはいえ梱包材も大きいものだたけれど、モバイルVAIOシリーズをはじめ、この新「VAIO Z」もパッケージは小さく、取り置きしても昔ほど嵩張らないという意味では良いかもしれない。

黒をベースにしてVAIOのロゴとIntel insideの文字の入るシンプルなもの。

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「VAIO Z」は長野県安曇野工場で純国産で生産された技術と品質の象徴として、「made in azumino japan」の文字とともに描かれる美しい北アルプスの山々をデザインしたマークが入っているのも特徴。

だから箱も貴重品。

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VAIOロゴを上にして手前から持ち上げるように開くと、ここで「VAIO Z」との初めての対面。

いつ何時買ってもこの瞬間の喜びといったらたまらなく、台座からVAIOを持ち上げたときの質感からくる重みが最高。本体は保護布に収まっている。

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クラムシェルモデルは、オプション選択のないものだと、中身はとてもすっきり。

本体以外には、ACアダプターと電源コード、保証書や取扱説明書のみ。

ちなみに、キーボードと液晶に挟んで使えるVAIOロゴ入りクリーニングクロスが入っている。

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フリップモデルには、ACアダプターと電源コード、保証書や取扱説明書などの紙媒体のほかにデジタイザーペンと新しくクリップが付属する。

VGAアダプターや、ワイヤレスルーター、Office、CLIP STUDIO PAINT PRO、はカスタマイズでチョイスした場合に付属する。

液晶保護シートは、「貼り付けサービス」で本体ディスプレイに最初から装着された状態で出荷される。

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●主な「VAIO Z」アクセサリー(別売オプション含む)を確認。

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ACアダプターの型番は、「VJ8AC19V73」。(本体付属。別売オプション:6,980円+税もあり。)

入力電圧は、100~240V 50/60Hz、出力電圧は、19.5V 2.0A。ACアダプターの側面に備わっているUSB端子の出力は、5.0V 1.0A。

スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなどを充電する際に、PCにあるUSB端子を使わずに充電できるのでとても重宝する。

サイズは、約104.5mm x 26.5mm x 39 mm、質量180gと、本体と一緒に持ち運んでもほとんど苦にならない大きさ。

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「VAIO Z」本体との接続部分は、従来のようにしっかり奥まで挿しこむものではなくて、カチっと軽く装着するタイプ。

接続もカンタンで、万が一ACアダプターを引っ張ってしまった場合でも、外れやすくなっていて、根本部分を破損、もしくは本体まで道連れにして落下させてしまうという不意のトラブルも解消される作りになっている。

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それから、ソニー製モデルの時にあったワイヤレスルーター「JV8WAR100」。これはACアダプターのUSB端子に接続して、有線LANケーブルを差し込むと、ワイヤレスルーターとして機能して利用できる便利グッズ。(オプション:4,480円+税)

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有線LANを搭載しない「VAIO Z」でも、有線LANのあるネットワーク環境に入りたい場合とか、宿泊したホテルが有線LANしか提供していなかった場合にはとても重宝する。

ACアダプターと同一デザインにそろえてあるので、ドッキングしているときは完全に一体化していて、利用時も持ち運ぶ時もあえて邪魔にならないというのが良い。

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「VAIO Z」の映像出力は、HDMI端子のみのため、従来あるプロジェクターなどに接続したい場合は、VGAアダプター「VJ8DA15」を利用してD-Sub15ピンに変換する。(オプション:2,480円+税)

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「VAIO Z Canvas」に手書き入力ができる専用のデジタイザースタイラス(ペン)「VJ8STD2」。ペン先が細いので、文字やイラストを書くときにとても便利なアイテム。(本体付属。別売オプション:5,480円+税もあり。)

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デジタイザースタイラス自身は、金属の質感で出来たボディに2つのクリックボタンを備えていて、アルカリ単6形電池1個で約18ヶ月(1日4時間使用)程度使える。重さは電池含めて20gと手にしても適度な軽さで描き心地はなかなか良い。

固さの違う2種類のペン先を用意されていて、グレーが柔らかめ、ブラックが固めで好みで選べる。書き味で、好みのほうを使うとよりしっくりくる。

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フリップモデルに付属するデジタイザースタイラス(ペン)「VJ8STD2」は、「VAIO Z Canvas」にのみにしかなかったラバー製の”ペングリップ”が付属。

これをデジタイザースタイラス(ペン)にモニュモニュとハメてやるとあら不思議、物凄く持ちやすいペンに早変わりする。

これを付けるだけで、デジタイザースタイラス(ペン)にある2つのボタン部分に膨らみがあって、指で触るだけでボタン一が把握できるようになるのでかなり使いやすくなる。

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●フリップモデルと純粋にWindowsモバイルPCとして使いたい人のためのクラムシェルモデルという選択肢。

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「VAIO Z」は、従来どおりクラムシェルとタブレットスタイルとして使える2in1の【フリップモデル】と、純粋な【クラムシェルモデル】の2つのラインナップへと2極化。

【フリップモデル】の要となるフリップ機構のメリットは、Windows PCを快適に使えるクラムシェル型として完璧に成立しつつ、タブレット=紙のノートのように思ったとおりにペンで描けるという事。

他にも、背面(底面)に8Mカメラから、ドキュメントスキャナとして紙の資料やホワイドボードに書かれている情報をカメラでスキャンしてデータとして保存、ペンで注釈を記述するといった、クラムシェルにはない新しい使い方ができるという事もフリップモデルの特徴。

その一方で、「VAIO Z」は、プロセッサーやストレージののパフォーマンスが魅力だけど、タブレットとしては使わないよという人のために、選択肢として登場したのが【クラムシェルモデル】。

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フリップ機構をなくした恩恵として、本体重量が180gも軽量化。

フリップモデルで1.35kgに対して、クラムシェルモデルが1.17kg。これがまた実際に掴んで持ち上げると明らかに軽くなっているのがわかる。

そして、驚異的なのがバッテリーの駆動時間。

JEITA2.0測定の値をもとにすると、前「VAIO Z」では最大約15時間だったものが、新「VAIO Z」(フリップモデル)ですら最大19時間と伸びていて、それだけでも凄いと思えるのに、新「VAIO Z」(クラムシェルモデル)では、なんと最大27時間という今までに見たことのない時間に。

実際の現場レベルで使うことを想定して、約半分程度として考えてもそのスタミナっぷりは物凄い。これ、もう人間のほうがもたない領域に入っている気がする…。

細かいところでは、Intel製第6世代(Skylake)Core UプロセッサーにあるWindows アイドル状態のもっとも省電力モードとなる「C10」にまできっちり対応していて、よりスリープ状態での電源消費を減らせるというギミックも「VAIO Z」ならでは。

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クラムシェルとなるだけに、ディスプレイはタッチパネル非搭載低反射コート仕様。

しかもWQHD(2560x1440)に加えて、「フルHD(1920×1080)」との2種類の解像度から選べるようになってる。

さらに、OSに「Windows 7 Professional with Service Pack 1 64 ビット (Windows 10 Pro 64ビットライセンスよりダウングレード)」(4月下旬販売開始)や、「メモリー4GB」の選択肢が増えたりと、ビジネス用途としても十分視野に入れられる。 

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デザイン上としても、アルミニウムの天板にはフリップ機構がなくなったことで、中央にラインの入らない「VAIO Z」

よりフラットな天板としての魅力が良いという人にとっても、クラムシェルモデルはスタートの価格がスペック選択によって大きく下がってもいて、「VAIO Z」を少しでも安価に手に入れたいと考える人にとっても嬉しい選択肢とも言える。

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●「勝色ダブルアルマイト」という言葉がさらなる物欲を増加させる特別仕様。

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それからもう一番悩ましいのが、「VAIO Z」の特別仕様となる「勝色ダブルアルマイト仕様」

まず、通常の天板を制作する工程としては、アルミニウムの天板にVAIOロゴを成形して、そこでアルマイト皮膜塗装の後にロゴの側面部をダイヤモンドカットの加工を施して完成する。

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「勝色ダブルアルマイト仕様」というのは、さらにそこから”勝色”のアルマイト塗装を施すことで、ダイヤモンドカットした面が勝色に輝くというもの。

まさに特別仕様で、このオプションが選べるのは、「Core i7」+「メモリー16GB」という最上スペック構成の場合のみになる。

あくまでも有料オプションで、スペック上満たしていても、通常のままでの購入も可能。

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【フリップモデル】【クラムシェルモデル】。ブラックとシルバー。そこに「勝色ダブルアルマイト仕様」という選択肢が加わるので、より個性を引き出せる要素になっている。

今までとは違う最高スペックの証としての特別感がこの勝色に輝くロゴを見るたびに自分に突き刺さる。自己満足にして最良の所有欲の満たされ方ともいえる。

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●選べるキーボードの選択肢。やはり入手困難となってしまった「無刻印キーボード仕様」。

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「VAIO Z」のキーボードは、日本語配列/日本語配列(かな文字なし)/英字配列と多彩に選べるのが大きな特徴で、さらに限定モデルとして「無刻印キーボード仕様」が選択できる。(※ただし数量限定のため既に入手困難。)

●日本語配列バックライトキーボード        ・・・【ベース】
●日本語配列(かな文字なし)バックライトキーボード ・・・【+5,000円】
●英字配列バックライトキーボード          ・・・【+5,000円】
●英字配列バックライトキーボード(無刻印キーボード仕様) ・・・【+5,000円】

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「無刻印キーボード仕様」は、US(英字)配列のキーボードに、キートップに本来ならある文字の刻印を一切施さない仕様。

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「VAIO Z」は極上の使い勝手を目指してきた方向性を語ってきたのに、おもいっきり逆行するが如く、もはやその見てとれる佇まいはもはや工芸品の勢い。

もはや究極に使いにくいであろうこの「無刻印キーボード仕様」を手に入れて修行をつめば、まさにブラインドタッチの最終到達地点、心眼でタイピングできる神の領域にたどり着けるかもしれない。

いざとなったらソフトウェアキーを使うとか別のキーボードを用意して使うという逃げ道もあるとも考えられるけれども。

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もちろん実用レベルで使える人もいながら、コレクターズアイテムとしても欲しい!という人も大多数いるようで、すでに「無刻印キーボード仕様」は入手困難になっている。

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「VAIO Z」は、1年前に登場した前「VAIO Z」のマイナーチェンジのようにみえて、新要素が山盛りで。

「フリップモデル」は本気で絵を描くというソリューションの完成度が「VAIO Z Canvas」に限りなく近づけつつ、仕事用に注力して使うために「クラムシェルタイプ」という選択肢ができた事で大きく選択肢が増えて、そのうえで「勝色ダブルアルマイト」や「無刻印キーボード」といった最高に特別な要素も加わって、所有したい欲が爆発する。

もちろん「VAIO Z」のもったいないところは、実際に使わないと本来の良さがわかりにくいというところで、それは次回からひとつひとつ実機でいじくりたおしてみよう。

<VAIO Z>
・強烈なパフォーマンスと超高速スピードを手に入れて、フリップ/クラムシェル2つのスタイルを持つ「VAIO Z」(前編)
・強烈なパフォーマンスと超高速スピードを手に入れて、フリップ/クラムシェル2つのスタイルを持つ「VAIO Z」(後編)
・VAIO Z初回購入者だけが手にする事のできる「Z ENGINE 基板アクセサリー」、その実物サンプル。

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VAIO Z フリップモデル / クラムシェルモデル
ビジネスマスターピース

・自社PCを今こそVAIOに!ビジネス要件を満たすハイパフォーマンスなモバイルPC「VAIO S13」
・第6世代Core H クアッドコアCPU、メモリー16GB、「SSD+HDD」デュアルドライブと、デスクトップPC並のパフォーマンスを備えた「VAIO S15」

・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(プロローグ編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(外観と剛性、インターフェース編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(ディスプレイ、LTEモデム編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(パフォーマンス編)
・11.6インチサイズで究極のツールとなる「VAIO S11」をねっとりレビューしよう。(ベンチマークテスト編)

・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その1)
・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その2)

・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(開梱編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(外観と使い勝手編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(パフォーマンスと信頼性編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(CPUとグラフィックのベンチマーク編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(メモリーとストレージ編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(SDカード転送速度編)

 ・モバイルPCにもデスクトップPCにもなれる圧倒的パフォーマンスのモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」
・六本木ヒルズ内”Hills Cafe/Space”に期間限定で「VAIO Cafe」誕生、そしてさらに【VAIO meeting 2015 #2】を開催!
・長野県安曇野にある「VAIOの里」と呼ばれるVAIO本社で工場見学してきたよ。

・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(開梱編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(外観編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(パフォーマンス編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(基本ベンチマークテスト編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(3Dグラフィックス系ベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(バッテリーライフ編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(過酷なバッテリーベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(冷却ファン音/発熱テスト編)

ダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・「My Sony Club」と「週アス(3/3号)」に、新VAIO Zの開発秘話たっぷり。

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 MONSTER TABLET PC “VAIO Z Canvas”
ソニーストア販売価格:249,800円(税別)~

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