ソニーが基本的に好き!

2015年7月1日、「VAIO株式会社」設立して1周年!VAIOファンの一人として、これからも期待をよせて。

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2014年2月6日、SONYからVAIOが切り離されるという事態を乗り越え、経営・開発・製造は長野安曇野というVAIOというアイデンティティを残した形で2014年7月1日に「VAIO株式会社」が誕生。

そう、そして今日がその1周年。去年は本当にどうなることかと思ったけれど、今、モンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」モンスターPC「VAIO Z」タフモバイル”VAIO Pro 13 | mk2″「VAIO Fit 15E | mk2」と、コモディティ化するWindows PCの中で強烈な個性を放つ新しいVAIOが登場して1周年を迎えられた事はとっても嬉しい事だと思うわけで。

これからにも期待したいところだけど、去年の今日を振り返ってみる。

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●VAIO株式会社から最初に発せられたメッセージ。

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<HPや一部新聞や雑誌媒体に掲載されているVAIO株式会社からのメッセージ>

VAIOは、VAIO株式会社へ。
VAIOはもう終わった、という人がいる。
単なる事業整理だ、という人がいる。
たしかに、メンバーはたったの240人。
大きな集団は、小さなPCメーカーになった。

しかし。いや、だからこそ。

我々の目の前には今、無限の地平が広がっている。
ここには、かつてVAIOの遺伝子だったものがある。
ここには、野心と技術と、確かな熱量だけが息づいている。
我々は、ピュアでひたむきなチャレンジャーだ。
あらゆるものから自由になったいまこそ、思い切った決断ができる。
VAIOの未来に必要なものを見きわめること。
そこにすべての力を集中し、PCにはびこる固定概念を変えること。
このチームなら、それができる。
きっと。

自由だ。変えよう。

VAIO

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当時、新しく「VAIO株式会社」が出来るからといって手放しに喜んでばかりはいられるわけもなく、確かに、PCという業界においても、低価格化の波や競合他社との差別化ができるか、タブレットやスマートフォンが勢いを増す中で生き残れるのか過去の栄光のようにうまくとは限らないとか、支持している立場でも心の中でよぎった不安を含めてここに書かれていた。けれど、ここにこうして書いてあるという事は、そこに気付かないフリをするのではなくてそこもあえてわかった上で、チャレンジしていこうとする姿勢があった。

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●VAIO株式会社について設立当初に語られた”本質”。

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関取社長の設立会見でメッセージの一部。

・PCは道具としての真価が問われ始めてる。
 VAIOはもう一度ユーザーが本当に求めている真価を見きわめていく。

・本質+αのこの+αには、
 「本質を追究すること」、「制約に縛られないこと」、「VAIOのDNAを継承すること」。

・240人と小規模になったからこそ、
 いままでのしがらみから解放されて、思い切りのいい戦略を進める。
 人と人、現場と現場、人とお客さんが向き合う。

・ODMモデルを含めたすべてのモデルの最終仕上げ・品質チェックを安曇野で行う。
 これを「安曇野FINISH」と呼ぶ。

・ソニーを離れてやっていけるのかと不安に思われるかもしれないが
 だからこそ、本質+αという物作りの原点に立ち返り愛されるブランドになっていきたい。

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何度となく用いられた”本質”という言葉は、制約に縛られないでやっていこうと、そして、かつてあったプロダクツを極めて作り上げるという
VAIOの遺伝子を引き継いていこうと、クオリティを確固たるものにするための「安曇野FINISH」という体制をとるという、効率低コストとは違うところに理念があった。

去年の今頃は、新しいプロダクツが見えていない不安もあって「『安曇野の地下にVAIOが隠してある』とくらい言って下さい!!」と言いたいところだったけど、当時はと、VAIO株式会社が出来あがったばかりで僕らの目に触れていないだけで、実は水面下で脈々と開発サれていたということになる。

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●会社設立から1周年を迎える前に登場したVAIO製VAIOラインナップ

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モンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」

VAIO㈱となって、ロサンゼルスのAdobe MAXで「VAIO Prototype Tablet PC」として初めてお披露目されて、コレ使ったらどんな楽しそうな事できるのだろう?と期待に胸をふくらませて数ヶ月、待ちに待って登場したモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」

ディスプレイとワイヤレスキーボードとペンのスタイルにあって、デスクトップ並の高いパフォーマンスを搭載しているという、最近のWindows搭載 ノートPCのトレンドとしてそこそこ使えるパフォーマンスに薄い軽い「Ultrabook」路線が大半を占める中でかなり異質な存在で、”クリエイティブ”をターゲットに作られたVAIO。

・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(開梱編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(外観と使い勝手編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(パフォーマンスと信頼性編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(CPUとグラフィックのベンチマーク編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(メモリーとストレージ編)
・他を凌駕するパフォーマンスを封じ込めるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」(SDカード転送速度編)

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MONSTER PC 「VAIO Z」

Android/iOS全盛のスマートフォンやタブレット時代になっても、痒いと ころに手の届く最大限の効率で仕事のできるWindows PC。薄くて軽くあって欲しいけれど、本気で使えるハイパフォーマンスが欲しいと思うのは、自ら作り出す事に快適さを求めるWindow PCユーザーであり、VAIOユーザーの想い。

あえてWindows PCじゃなければ出来ないこと、作りたい、アウトプットしたいを、極限にまでつきつめたノートPCがMONSTER PC 「VAIO Z」

・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(開梱編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(外観編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(パフォーマンス編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(基本ベンチマークテスト編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(3Dグラフィックス系ベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(バッテリーライフ編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(過酷なバッテリーベンチマーク編)
・安曇野VAIOの本気、MONSTER PC 「VAIO Z」をいじり倒したい。(冷却ファン音/発熱テスト編)

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タフモバイル”VAIO Pro 13 | mk2″

モバイルVAIOとしてカーボンを採用してより薄く軽いそして最大限パフォーマンスを発揮できる「VAIO Pro 13」から2年が経過して出てきた問題点や不満点をありとあらゆる面から改善したのが「VAIO Pro 13 | mk2」。有線LAN、D-Sub15ピン、USBを純増して、インプットに重要なキーボードとマウスの改良、日々過酷に扱われる事を前提とした強烈なタフネス性能を携えて、ここまでにクラムシェルPCで求心力を持ったモデルは久しいと思えるほどに強烈に魅力的なモデル。

・パット見た目は同じに見えても、一から全てを作り変えたクラムシェルPC「VAIO Pro 13 | mk2」
・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その1)

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ビジネスユースに適合する「VAIO Fit 15E | mk2」

「VAIO Fit 15E | mk2」は、Windows 7 Professional SP1の64/32ビットから選べたり、VGA出力やTPMを備えたりカスタマイズ上の不満点だったストレージ1TBやBDドライブ、カラバリのピンクといった選択肢が徐々に増えてきて、スタンダードモデ ルとしてフレキシブルに対応できるようになって、よりとビジネスユースとして選択肢となるWindows PC。

・VGA端子やTPMを搭載、Windows 7Pro(64/32bit)選択可能と、ビジネスユースとしても選びやすくなった「VAIO Fit 15E | mk2」
・よりビジネスユースでも使いやすくなった「VAIO Fit 15E | mk2」を見てみよう。
・「VAIO Fit 15E | mk2」のホワイトカラー&BD搭載の最上位モデルをチェックしてみよう。
・エントリー価格の56,800円(税別)から選べるピンクカラーの「VAIO Fit 15E | mk2」

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●熱いエンジニアの魂が、これからも僕らをワクワクさせる。

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安曇野のVAIO株式会社の中のプロタクトマネージャーや、商品プロデューサーや広報の人たちから伝わる熱い想いは、結果、設立して1年を迎える前に、これだけのそれぞれが個性的で魅力的なVAIOが登場したわけで。そして、あのVAIO工場で実際に出来上がる様をみていかに実直にクソマジメに開発されて作られているかを知ると、自分が欲しいと思うことはもちろん、これらのVAIOたちが国内でもっともっとたくさん売れて欲しいと思う。

そして、まだ見ぬこれから先の”VAIO製○○”

もしかしたら、VAIO Pシリーズみたいな、VAIO Uのような、モバイルのVAIOだって、デスクトップだって欲しい。小規模になった会社だけに、今までと同じような状況ではないとしても、こうしてVAIOにお目にかかるたびにウズウズしてしまう感覚をまた楽しみに2年目に突入するVAIOを応援しよう。

そう、『安曇野の地下にVAIOが隠してある』ことを期待して。

 

【週アスPLUS】
・ソニーが基本的に好きな人が語るVAIOの想い出:デスクトップ編
・ソニーが基本的に好きな人が語るVAIOの想い出:ノートPC編

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